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 初めてのペタンク-2 ペタンクの試合形式
シングルス
一人対一人の試合形式です。各自3個のボールを使用します。  
 ダブルス
二人対二人の試合形式です。各自3個のボールを使用します。
トリプルス
三人対三人の試合形式です。各自2個のボールを使用します。
ペタンクのゲームの進め方
ペタンクは金属製のボール(フランス語ではブール)を木製または樹脂製のビュットと呼ばれる目標球に近づけるために、地面に描いたサークルを基点として投げ合うボールゲームです。ゲームの基本は相手チームのボールより自チームのボールをビュットに近づけることです。じゃんけんやトスに勝ったチームが投球サークルからビュットを投げた後、一球目を投げます。
今度は相手チームがさらにビュットに近づくように、投球します。
相手チームよりビュットに近づける投球方法を「ポワンテ」といいます。ポワンテには、ルーレット、ドウミポルテ、ポルテというテクニックがあります。
ルーレットは、ボールを転がす投げ方で、コート(テラン)が平らに整地されているようなところでは有効です。座位で投球することが多く、堅い地面や距離が短いときに行うほうがよいでしょう。
ドウミポルテは、サークルとボールを停める位置との距離の三分の一から二分の一のあたりをボールの着地点とし、あとは惰性で転がします。
ポルテは、ボールを空中高く投げて、ビュットや目標地点の近くに着地させボールが転がる距離が短い投げ方です。上級者になると地面を転がる距離が殆ど無いような投げ方ができます。
ビュットに近い相手チームのボールを弾き飛ばすための投球方法を「ティール」といいます。ティールの目的は、ビュットに近い相手のボールに当てることで一発逆転する、あるいは追加点を取るためのです。直接相手ボールに当てる場合と、少し手前に落とし転がして当てるやり方(ラッフル)があります。ティールして相手ボールを飛ばし、自分のボールはその場に残すことをカローといいます。また、直線にボールが並んでいるとき、手前のボールを越えて後ろのボールにティールすることをソテといい、どちらも難しいテニックです。
ティー ルが成功したら今度は相手チームが投球します。
ティールが失敗したら、相手チームより、ビュットに近づくまでボールを投げ続けなければなりません。
一方のチームが全てのボールを投げ終えたら、今度は相手チームは追加点をとるため、ボールを投球します。
両チームが持ち球をすべて投げ終えたら、得点を数え、両チームが確認したら、「メーヌ(1セット)」が終了します。
相手チームのボールよりビュットに近いボールの数が獲得した得点です。最高は6対0最低は1対0で相手チームは常に0点となります。
勝ちチームがメーヌが終了したときのビュットの位置を中心にサークルを描き、ビュットを投げ次のメーヌを始めます。
ペタンクは、原則として13点先取したチームが勝ちとなります。ただし、大会の予選などでは11点とすることは認められています。
こうして、どちらかのチームが13点先取するまで、メーヌを何回か繰り返します。

         

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